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2006年2月16日

さよなら 2cv・・・。

photography:YaYa


またしても我が家の中心だったものが去ることになりました。

いきさつ はコッチに・・・。

長女ややが生まれる前にやってきて、今年で14年。
洗車しないことにこだわり続けて12万キロ乗りましたネ。

ずっとほぼ毎日乗り続けて、子供達も「車」と言えば2cvのことでした。

このエアコンもない1988年製のフランスの実用車は我が家にとってずっと現役の実用車でした。

ややが生まれて数ヶ月、夏の大渋滞中の環7で熱中症寸前にしたのもこの車。

なおの幼稚園の運動会ではリアシートをピクニックチェアーとして使ったり。

仕事場の内装工事には軽トラ以上に酷使され。

毎年の山形への帰省にはクーラーボックスにお絞り、うちわ、屋根はすだれを張り、
チャイルドシートをぐっしょり汗でぬらして6時間。

ちかはんが免許をとって初めて若葉マークをつけたのもこの車。

「おまえ達が免許取ったら、2cvにママがつかった若葉マークつけて乗せるぞ。」
って言っていたんですがね。

我々夫婦が若い頃からフランス大好きだったおかげで手に入れたこの車。

初夏のフランスの田舎をルノー5のレンタカーで2週間旅したのは、
ちょうどややがちかはんのお腹の中にいたときでした。
その時に「ファミリーカーはフランス車だよなぁ・・」って。

革新的でデカダンなCitroen。しかも実用的。道具としての機能。走ることそのもののピュアさ。

多分これ以上の車には我々家族は出会えないかもしれません・・

それくらい感覚と思考に影響を受けた道具です。

今では車屋さんに「外注で修理やんない?」って言われるくらいですが。

身の回りのものには「すべて」こだわり・理解・知識を深くもっていれば、
必ず自分を含めた「もの」達の能力を使いきる事も、高めることも出来ると思うんです。

そのための環境としての「もの」は大事だと・・

道具は最低限機能すればなんでもイイ。
って言ってると最大限を知らない知識欲のないツマラナイやつになっちまいますよね。

犬だって子供だって「最大限」の能力を使わせてあげなきゃ「伸び」ないじゃないですか。

犬ならブリーダーさん達がせっかく守り続けたその犬種としての能力を引き出すのが
選んだ飼い主の魅力なんじゃないかって思うんです。

いつでもどこでもアクセル全開で走り続けた2cv。

子供達のどこかにこのエンジン音の影響が残ってくらたらウレシイな、父として。


96年2月 YaYa&Nao ・・・ちょうど10年前。

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